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 この本、ネットで購入しようとするともしかするとすごい高い金額になっている可能性があります。私は、慶應大学出版会から直接購入しましたので、定価(本体4,000円+税)で購入できました。もし、購入される方は慶應大学出版会に直接連絡してみて下さい。

 さて、著者の平間洋一さんは、防衛大学を卒業され、海上自衛隊に入隊されます。海上自衛隊では、護衛艦ちとせ艦長、第31護衛隊司令などをされておりました。防衛大学教授もされ、1996年63歳の時にこの本の論文で慶應義塾大学で法学博士を取得されました。50歳を過ぎてからの研究で博士号を取られたという、大変尊敬する方です。学問を行うのに年齢は関係ありませんね。

 この本ですが、面白いです。日本は、第一次世界大戦に参戦と教科書に書かれています。参戦したんです。では、どこが日本の守備範囲だったのでしょうか。大変驚いたのですが、日本は当時ドイツの権益があった中国(青島)だけでなく、インド洋、東南アジア、南西諸島、カナダ、メキシコまでを守っていたのです。それだけでなく、日本海軍は地中海にも巡洋艦1隻と駆逐艦12隻を派遣しております。

 地球儀を見ればわかりますが、ものすごく広い範囲で活動しております。これだけの範囲を守備範囲にして戦う力があったということは、当時日本が相当の力を持った国であったということがわかります。これも当然、日本が勝手に参戦したわけでは、ありません。同盟国のイギリスにお願いをされて参戦しているのです。

 イギリスは、ヨーロッパでの戦いで精一杯で世界中の植民地を守ることが出来ないのです。それを同盟国の日本にお願いをしたというわけです。これだけの範囲を日本が安定させていたからこそ、この第一次世界大戦がもっと大きな世界大戦にならなかったのだと思われます。日本がもう少し評価されても良いことではないでしょうか。

 この戦争に対する参戦も、大変な外交政策の決定です。日本は、簡単に決定したのではなく、賛否両論の中で苦悩の中で決定がされております。

 当時のイギリス、オーストラリア、アメリカ、中国、メキシコとの関係なども詳しく書かれており、大変よく当時の状況がわかりました。

 この第一次世界大戦の結果、日本は経済的に発展します。また、第二次世界大戦にもつながっていくということも書かれております。現在の政府が行っている外交により、数十年後大きな問題になることもあります。私も目の前を見ているだけではなく、遠い未来を見据えて外交を見る必要があると感じました。






 
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2015.05.11 Mon l l コメント (0) l top

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