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 日本は、大東亜戦争時に軍が暴走したいという一面があります。ですので、日本では軍隊というものは、怖いものだとか、戦争をしたい人たちなんだと考えている人がいるかもしれません。

 はたしてそうでしょうか?

 軍隊の方々も自分が死ぬかもしれない、また、自分の部下が死ぬかもしれない戦争を好き好んでやりたいと思う人はいないと思います。

 この本では、軍が反対する戦争に政治家や国民が支持を行い戦争になってしまうこともあるということが書かれています。

 今の日本では、軍を文民(シビリアン)がコントロールをして、暴走することはまずないと言っても良いと思います。しかし、文民(シビリアン)が暴走した時は誰がこれを止めることが出来るでしょうか。政治家であれば、国民が投票行動を行うことにより、その暴走を止めることが可能です。国民が暴走したときには、なかなか止めることが困難です。

 大東亜戦争の時も日本では、民主主義が機能していたと考えております。国民もメディアも戦争を支持したんだと思います。政治家は、世論を気にします。国民の支持がないと政治家になることが出来ないからです。先の大戦の失敗を誰かのせいにしてしまいがちですが、国民にもその政治を支持したということも問題ではないでしょうか。

 著者、三浦さんはシビリアンの戦争(軍が反対して文民が賛成した戦争)について、具体的に4つの戦争のことを丁寧に調べて書かれております。

【 シビリアンの戦争4つの事例 】
① イギリスのクリミア戦争

② イスラエルの第一次・第二次・レバノン戦争

③イギリスのフォークランド戦争

④ アメリカのイラク戦争


 私自身も文民(シビリアン)が戦争を支持して、軍が反対する戦争ということをイメージしたことがほとんどなかったと思います。その点でもこの本では、そのような戦争も存在したということを認識し、考えることの出来る良い機会でありました。

 外交交渉の延長線上に戦争がありますが、国民は攻撃的な強い政治家を支持したがる傾向にあると思います。そんな時、冷静になることも重要です。日本は、現在近隣諸国と仲良くできているという状況ではありません。しかし、それが行き過ぎて攻撃的にならないようにしなければなりません。また、政治家は国民にうけるような発言を行い、その間違いに気が付くことなく、国民が間違った道に進むことがあるかもしれません。

 国民は、政治家の人気取りの発言や感情的になり間違った判断を行うことがないようになるためにも、現在の情勢を的確に判断して、間違った選択をしないようにする目を養わなければならないと感じました。







 
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2015.05.30 Sat l l コメント (0) l top

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