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 民間企業にお勤めされている方、公務員の方、さまざまな職業があり
何かしらの組織に属されている方はおおいと思います。

 そこでは、さまざまな人が働かれています。私も企業に属していますが
よく話す人、気が合う人、上司、部下、同僚、異性など同じ人はいません。

 良い人ばかりではありません。

 同じ会社に勤めているにも関わらず誰かが良い仕事をして評価される
と足を引っ張ってやろうとする人もいれば、密告のようなことをしたり
陰口を言う人などさまざまです。

 悪い人ばかりでもありません。

 困ったときに助けてくれる人や落ち込んでいるときに励まして応援して
くれる人もいます。

 この本では、社内でのさまざまな人間関係が書かれています。読んで
いると、うちの会社でも似たようなことがあるなと思うことが多かったです。

 物語の中で、パワハラで上司を訴え、その上司はエリート街道から
外れてしまします。

 傍から見れば、左遷されたように見えますが、これは組織ぐるみで
問題を隠蔽し、問題の責任を押し付けるために仕組まれたことでした。

 この問題には、部課長レベルではなく、さらに大きな力も関係して
います。

 問題は、品質です。ネジの強度が仕様を満たしていないものを価格
を下げるために使用していました。そのネジでは、市場で不具合も
多発しています。

 隠蔽し続けることも出来たかもしれません。しかし、20年前にも同様
の問題で人が死ぬということがありました。

 このような企業体質を改善しなければならないと考えた人が内部
告発を行います。

 この問題が世間に知れ渡れば、会社が倒産するかもしれません。
路頭に迷うことになるかもしれません。モラルを優先するか、企業の
存続を優先するか、さまざまな思惑が語られています。

 昨今、企業のモラルで大変な損害を出している世界的に有名な企業
が日本にもあります。自動車で品質に問題があり、人が亡くなるという
日本の自動車部品会社の問題もありました。

 金儲けを行うために、品質を度外視して物づくりを行えば、人が死ぬ
ことがあります。物づくりは、その品質が最も重要です。

 品質をおろそかにするような企業は、世の中に存在する価値はあり
ません。

 池井戸潤さんの作品の中でも大変興味深い作品です。他の作品の
ようにスッキリ感はないかもしれませんが、組織に属している人は
なんとなく身近に感じることおが出来るのではないかと思う作品でした。






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2015.12.27 Sun l l コメント (0) l top

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