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昭和陸軍全史 1 満州事変 (講談社現代新書)昭和陸軍全史 1 満州事変 (講談社現代新書)
(2014/07/18)
川田 稔

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 戦前の軍部は、悪だった。戦後マルクス主義的歴史観が中心になり、学校でもそのように教わりました。しかし、この軍部の中でどの部分が具体的に悪かったのかということは、教わりません。軍が悪いと言っても、軍の何が悪かったのか。陸軍なのか、海軍なのか。その中の陸軍省なのか、海軍省なのか。参謀本部なのか、軍令部なのか。その他、たくさんの軍部の中の何に問題あって、大東亜戦争に突入し、敗戦に至ったのか。

 今後、このようなことを繰り返さないためにも、その軍部を知る必要があると考えております。その軍の中でも、悪の部類に入れられてしまう、陸軍についてこの本は書かれています。

 どのようにして満州事変に突入したか、陸軍の中でどのような人物がいて、どのような考え方を持っていたか。一夕会というサークル活動と参加人物・その影響、満州事変時の陸軍、海軍、内閣、政党についても詳しく書かれています。

 当時の内閣については、知らないこともたくさんあり、非常に興味深く読むことが出来ました。内閣は、軍に対してただ弱腰であったということではありません。内閣は、内閣で事態の拡大を抑えるために、懸命に努力されております。また、この問題を政党間の政争に利用されてしまったというのも残念です。

 その他、何故日本は満州国を建国しなければならなかったのか。当時の国際情勢で日本はどのような立場だったのかということもよくわかります。
 
 私は、日本の安全保障上の対応と考えております。現代の価値観で考えれば、おかしいことかもしれませんが、当時の国際社会では、日本が存在を継続するためにも必要なことだったのではないかと考えております。当時、イギリス・アメリカがこの満州事変についてそれほど批判していないことからもわかります。
 
 そして、永田鉄山と石原莞爾という陸軍の二人の重要人物についても思想を比較されており、二人の考え方をわかりやすくまとめて頂いており、非常に興味深かったです。

 陸軍を知ることにより、その組織と行動を学ぶことにより、二度と同じ失敗を犯さないようにしなければなりません。また、私は、会社という組織に属して行動をしております。この陸軍について学ぶことは、私の日々の仕事にも役立てることが多いと感じました。


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2015.03.31 Tue l l コメント (0) l top

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