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嘘だらけの日露近現代史 (扶桑社新書)嘘だらけの日露近現代史 (扶桑社新書)
(2015/03/02)
倉山 満

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 倉山さんの嘘だらけシリーズです。これまで日米、日中、日韓についても書かれてきたシリーズです。この嘘だらけシリーズは、一般的に知られている歴史や学校で教えてもらった歴史の内容と異なることが多く面白いです。

 今回は、ロシアについて書かれています。ロシアは、江戸時代から日本にとって脅威であり続けました。幕末には、日本近海にあらわれます。ロシア軍艦対馬占領事件、日清戦争時には三国干渉、実際に衝突した日露戦争、その後も大陸で、大東亜戦争で弱っている日本に対して宣戦布告とあまり良い印象はないかもしれません。私の祖父も戦後、シベリアに抑留されました。私が生まれた時には、既に亡くなっていましたが、ロシアから帰ってきた後、この強制的な労働で体が相当弱っていたと父から聞いたことがあります。

 この本では、ロシア帝国誕生からプーチンまで書かれています。中でもロシアの法則というのがあり、この法則を考えるとロシアという国を上手く表現できているかなと思います。

《 ロシアの法則 》

1.何があっても外交で生き残る
2.とにかく自分を強く大きく見せる
3.絶対に(大国相手の)二正面作戦はしない
4.戦争の財源はどうにかしてひねりだす
5.弱いヤツはつぶす
6.受けた恩は必ず仇で返す
7.約束を破ったときこそ自己正当化する
8.どうにもならなくなったらキレイごとでごまかす

 
 私がこれまで知り得たロシアについて、歴史的にも全く間違っているということはないと思います。このような国にも日本は、外交で対等に渡りあった歴史があります。この歴史についても紹介されています。

 榎本武揚、陸奥宗光、小村寿太郎、高平小五郎などの日本外交で対等に交渉をしております。この時代と現在では旧外交と新外交という違いはありますが、外交の重要性が理解できます。現在でも外交の重要性を理解しなければなりません。

 現在では、外交の重要性を理解して、それを国政選挙などで自身の中心政策として選挙戦を戦った場合、票になるでしょうか。どのような立派な政策であったとしても票になりにくいのではないでしょうか。日本の国民もそれほど大きな重点として考えていないような気がします。何とか手当、2万円と言っている候補の方が票になるのが現実かもしれません。

 ロシアという国について、現在のロシアも考えながら興味深く読むことが出来ました。次回作も期待したいと思います。

 この本の倉山さんの帯での写真ではわかりにくいと思いますが、この方すごく大きな体格をしている方です。写真と実際は違うなと感じました。 




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2015.04.18 Sat l l コメント (0) l top

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