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決断と誤断―国際交渉における人と名言決断と誤断―国際交渉における人と名言
(1997/07)
池井 優

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 国家には、さまざまな政策があり、政治家がその国が歩む方向性を決定します。その政治家を選択する選挙では、その国の国民は、外交政策よりも子供手当がいくらもらえるか、どこに道路ができるかの方に興味があるようです。外交や防衛は、票になりにくいということが言われることもあります。しかし、さまざまな政策の中でも外交を失敗すれば、国が亡びる可能性があるということは認識しておかなければなりません。

 日本は、江戸時代に完全ではありませんが鎖国をしておりました。外交官と言われる職業が脚光を浴びるのも、明治になってからです。小国であった時の日本も外務省は、それほど外交で他国に影響を与えることは出来ません。それほど人気があった職場ではなかったようですが、それでも外交で先人たちはさまざまな努力をしております。

 この本では、その外交の歴史の中でその当事者の名言とエピソードが記されています。外交の歴史を知ることで、日本の今後の課題を考えさせらます。この課題に対して、「「顔のない巨人」といわれ、経済ばかり肥大した日本が、はっきりとした思想と哲学を持った外交を展開することこそ、21世紀に課せられた課題といえよう。」と述べています。

本書は、4部構成になっております。

第一部 開国・通商・戦勝 - 1853年 ~ 1925年

第二部 進出・孤立・配線 - 1926年 ~ 1945年

第三部 占領・講和・復興 - 1946年 ~ 1971年

第四部 協調・摩擦・平和 - 1972年 ~ 現在


 国民が外交について、先人の苦労を理解し、もう少し外交についても理解する必要があると考えます。現在の外交は、私達の民意も重要です。政治家は、この民意を除いて外交を行うことが困難です。その国民の重要性が増している現在だからこそ、この外交について学ばなければならないと考えております。この本で著者が述べられているように、「国民はとかく、その時点だけで判断し、政府が「強硬外交」をとることを好む。しかし妥協あるいは協調の上に立って、ある点に関しては譲らないのが外交の要諦なのである」ということも理解する必要があるのではないでしょうか。

 私も外交について冷静な見方を行いたいと思います。外交交渉は、人と人とが関係します。この人と人という面ではビジネスでも同様です。仕事にも役立つのではないかと考えさせられる一冊でした。



決断と誤断―国際交渉における人と名言決断と誤断―国際交渉における人と名言
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2015.04.28 Tue l l コメント (0) l top

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